企業理念- Philosophy-
ごあいさつ
水戸は岐阜・八女【福岡県】と並んで、提灯の日本三大産地の一つです。
水戸藩の産業振興のために生まれた『水府提灯』は、今から約380年前に生まれました。
枠組みの竹ひご一本一本に糸を結んで頑丈なつくりにし、紙は「西之内紙」を使っていたため、丈夫な提灯と江戸の人々に愛されました。
株式会社蔭山利兵衛商店は、その江戸後期=寛政10年(1798)に、下市の地に創業いたしました。古くからの伝統を受け継ぎ、守り、後世へと伝えていくことで、地域産業発展の一助になればと考えております。
祭りのとき、人々の賑わいを照らす提灯、お盆のとき、亡き人の道標となる提灯など、いつも身近な存在として、提灯は日本の風土に根づいた存在です。これからも新しい和の文化を提案しながら、伝統を育んでまいりたいと存じております。
【歴史】
「魁」(さきがけ))は、第9代水戸藩主 徳川斉昭公 (水戸黄門でおなじみの光國は2代藩主)最後の将軍·徳川慶喜の父親。が漢詩「弘道館に梅花を賞す」に、自らの政治改革の姿勢を梅香になぞらえ、「雪裡 (せつり)春を占 (し)む天下の魁」と
詠まれ、他のものを先んずる精神として表されました。
当社では、「魁」の精神を引き継ぎ、現在もなお提灯作りを行っております。
詠まれ、他のものを先んずる精神として表されました。
当社では、「魁」の精神を引き継ぎ、現在もなお提灯作りを行っております。
新時代への取り組み- New Era-
コみケッとスペシャル5in水戸にて、新たなとり組みを行いました。
伝統工芸品とアニメ、一見ミスマッチに思えますが、実はどちらも日本が誇る文化。この2つの文化を融合してほしいとプレビ株式会社様からの熱い要望を受け制作をいたしました。
これまで伝統を守り伝えることに主眼を置いた製作活動をしてきましたが、イラストを提灯にするという発想に水府提灯の新しい可能性を見出すことができました。
また、イラストを和紙にプリントするにあたり、作家さんの作品に対する思いに接することができ、プロとしてのこだわりを感じて勉強になりました。「物を創り上げる心」は、時代や年齢を超えて一緒であることをあらためて感じさせる仕事でした。
これまで伝統を守り伝えることに主眼を置いた製作活動をしてきましたが、イラストを提灯にするという発想に水府提灯の新しい可能性を見出すことができました。
また、イラストを和紙にプリントするにあたり、作家さんの作品に対する思いに接することができ、プロとしてのこだわりを感じて勉強になりました。「物を創り上げる心」は、時代や年齢を超えて一緒であることをあらためて感じさせる仕事でした。
店舗- Store-
会社概要- Company Profile-
会社名 | 株式会社蔭山利兵衛商店 |
所在地 | 〒310-0815 茨城県水戸市本町3-3-7 本町3丁目バス停前 |
電話番号 | 029-221-3666 |
FAX番号 | 029-227-7629 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 年中無休(年末年始・お盆を除く) |
代表者 | 蔭山 興一 |
創業 | 寛政10年(1798) |
業務内容 | 盆提灯・祭礼提灯・各種提灯製造卸 |
備考 | 茨城県伝統工芸士 水府提灯 蔭山興一 第69号 |
沿革- Company history-
1798年(寛政10年)4月1日 | 水戸市下市の地(現在の水戸市本町3-3-7)にて創業 |
1950年(昭和25年)12月25日 | 法人(株式会社)設立 |
1974年(昭和49年)4月1日 | 会社・店舗立て直し増設 |
2002年(平成14年)4月1日 | 蔭山 興一 9代目社長就任 |
2019年(令和元年) | 観光会社と連携し、インバウンド体験型事業に参画 |
伝統ある水府提灯が茨城県より平成10年に 郷土工芸品の指定となる(第39号)
コみケッとスペシャル5 in 水戸(2010年3月開催)にて コラボ販売した水府提灯
「堅牢な提灯を手作業にて美しく新しくを当社から」
交通アクセス- Access-
店舗
[住 所] 〒310-0815 茨城県水戸市本町3-3-7
バス停:本町3丁目バス停前
駐車場:10台あり(バス駐車可能)
駐車場①
[住 所] 茨城県水戸市本町3-7-19
駐車場②
[住 所] 茨城県水戸市浜田町1-643-2